貧富の差 どうして貧乏人が増えるのか?

貧富の差

21世紀もはや19年、近年、世界的に労働分配率は低下傾向。
その原因の1つが、労働力を代替する新しい技術の進歩。
今まで以上に労働力を代替する技術に偏る傾向が強いその結果、新技術が成長を促進しても賃金は伸び悩み、成長の果実がすべての人々に行き渡らない。
しかも、労働分配率以上に資本分配率の低下が凄いらしい。
勝者と考えられていた資本家への分配も大きく低下しているらしい。
一部の新興企業が急成長し、それを担うスーパースターに、労働者にも資本家にも分配されない巨額の利潤が生まれている結果、成長の果実が内部留保や創業者への巨額報酬という形で、ごく一握りの人々に偏在してしまい、貧富の差が超巨大になっている。これからも貧富の差が拡大するようだ。
古い経済学では伝統的に、成長が生み出す新たな価値が労働者と資本家のいずれかにバランスよく分配され、経済の好循環が生まれると考えられてきた。しかし、近年は利潤から生まれた余剰資金が労働者ばかりか資本家にも十分に分配されずに一部の大富豪に集中してしまう。
成長の果実がごく一握りの人々に集中し、時流に乗り遅れた大半の人々に行き渡らないので多くの人が満ち足りた世界が出来ずに社会的な弱者が多数発生する。
巨額の利潤を手にした企業は、自らの利益の向上に資することのない分配をしない。
このような行動が、労働者や資本家の消費を低迷させることで、経済の持続的な発展を阻害するのか阻害はしないのかは不明。
各国で、GAFAなど新興巨大企業を規制しようとする動きにようやく乗り出した。
極端な貧富の差を是正し、できるだけ多くの人々が経済発展の恩恵を受けられるようにすることが、豊かさと安定を実現するためには必要となっているらしい。

キャプチャ.JPGキャプチャ.JPG

この記事へのコメント